長久手市と「デジタルトランスフォーメーションの推進およびデジタル人材の育成」に関する協定を締結
目次若年層・子育て世代に人気のまち長久手市デジタルトランスフォーメーション推進計画Adeccoと長久手市によるデジタルトランスフォーメーションの推進およびデジタル人材の育成に関する連携若年層・子育て世代に人気のまち2005年の愛知万博「愛・地球博」の開催会場として知られている愛知県長久手市。戦国時代の「小牧・長久手の戦い」の地としても知られ、充実した商業施設と自然豊かな住宅地が共存したまちづくりが近年若年層・子育て世代からの人気を集めている地域です。住民の平均年齢は40.2歳と、全国1,718市町村で一番低い「最も住民が若い市」としても知られている同市ですが、人口も年々増加傾向にあり、それに伴い行政サービスの需要が高まり、「より住民目線で行き届いた行政サービスの企画・実施」に市民の注目が集まっています。長久手市デジタルトランスフォーメーション推進計画一方で、長久手市では今後も行政サービスとして医療、子育て支援や介護など、社会保障関連経費の増加が見込まれるだけでなく、公共施設をはじめとする建物の更新・改修などに多くの費用が必要となることから、同市における財政環境はこれまで以上に厳しくなることが予想されています。さらに、感染症の拡大防止策を図る非接触環境の整備と新たな生活様式への転換、ペーパーレス化やテレワークの実施などを始めとした働き方改革などを行政が先導し、推進していくことが直近の課題となっています。こうした課題を解決するため、同市では、2026年度末を目標年次とする「長久手市デジタルトランスフォーメーション推進計画(以下「DX推進計画」)」を策定し、デジタル活用による業務改善・業務変革及び市民サービスの効率化・円滑化を目指すこととなりました。吉田一平 長久手市長/中央そこで、「『人材躍動化』を通じて、社会を変える。」をビジョンとして掲げ、これまで多くの企業に対して従業員のデジタル化研修等を実施してきたAdeccoが、2022年10月、長久手市と「デジタルトランスフォーメーションの推進およびデジタル人材の育成に関する連携」に関する協定を締結し、長久手市の掲げるDX推進計画の後押しをしながら長久手市とともにこれらの課題解決に取り組んでいくことになりました。Adeccoと長久手市によるデジタルトランスフォーメーションの推進およびデジタル人材の育成に関する連携この連携を通して、長久手市における持続可能なまちづくりや人づくりの推進を図ります。「デジタルトランスフォーメーション推進」長久手市が掲げるDX推進計画が示す計画や方向性等を踏まえながら、Adeccoが有する研修教材を活用して長久手市職員のデジタルリテラシーの向上やデジタルトランスフォーメーション推進をしていきます。「人材育成」長久手市職員向けに、Adeccoが独自開発した、3Skills研修(※1)を実施していきます。※1:Adeccoでは、将来を予測することが困難な「VUCAの時代」と呼ばれる現代において、「内発的動機」「課題解決力2.0(カスタマーセントリシティ(顧客中心思考)、ロジカルシンキング(論理的思考)、デザインシンキング(デザイン思考)を課題解決のために駆使する能力)」「デジタルリテラシー」の3つのスキル(3Skills)を習得することは、業界や職種に関わらずすべての働く人々に必要なスキルであると定義しています。「情報発信」本協定に関わる情報を継続的に発信していきます。まずは、総合的なデジタル化の基礎を作り上げることが肝要と考え、①の中の「長久手市職員のデジタルリテラシーの向上」、②の「人材育成(特に「内発的動機」)」を特に注力していきます。Adeccoは、上記の連携および共創を通じて、デジタルを活用した市民の暮らしや市役所業務の変革をさらに進め、長久手市が目指している持続可能な街づくりの推進に貢献し、より良い未来をつくっていきたいと考えています。
2023年1月5日