2023年2月2日

長浜市と「DX推進に向けた連携及び共創に関する協定」を締結

目次

ノスタルジック&モダンな町並み

滋賀県の湖北地域に位置する長浜市。中心市街は羽柴秀吉によって長浜城の城下町として整備され、大通寺の門前町、北国街道の宿場として栄え、湖北地方の中心地とされています。

その町並みを活かした黒壁スクエアは、ガラス工芸を中心としたショップや工房のほか、郷土料理が楽しめるお店などが軒を連ねる人気のスポットとなっています。また現存する日本最古の駅舎や長浜盆梅展が開催される慶雲館など明治の建築物も残っているため、ノスタルジックでモダンな町並みにも出会えます。

ノスタルジック&モダンな町並み

市街地の周辺には、浅井長政の居城であった小谷城跡、石田三成出生の地、姉川の合戦跡など戦国時代を駆け抜けた武将たちの足跡が残り、戦国ロマンあふれるみどころがいっぱいです。

長浜市の目指すまちの姿

長浜市では、「新たな感性を生かし、みんなで未来を創るまち 長浜」を目指すまちの姿として掲げ、Challenge & Creation をキャッチフレーズとして持続可能なまちづくりを推進しています。

コロナ禍を契機とし、デジタルを活用して市民の暮らしや市役所業務の変革をさらに進めるため「DX推進工程表」を取りまとめ、様々な取組を推進していますが、市役所職員のデジタルリテラシーが思うように高まらない」「デジタルを活用した課題解決を担う人材育成が追い付いていない」等、変革を推進する上での課題がいくつか顕在化してきました。

そこで、「『人材躍動化』を通じて、社会を変える。」をビジョンとして掲げ、これまで多くの企業に対して従業員のデジタル化研修等を実施してきたAdeccoが、長浜市と「DX推進に向けた連携及び共創」を通じて、長浜市とともにこれらの課題解決に取り組んでいくことになりました。

会議の様子

Adeccoと長浜市によるDX推進に向けた連携及び共創

Adeccoと長浜市は、この連携・共創を通して、長浜市における持続可能なまちづくりや人づくりの推進を図ります。

  1. 「デジタルトランスフォーメーション推進」
    • 長浜市や、長浜市DXフェロー(※1)の示す計画や方向性等を踏まえながら、Adeccoが有する研修教材を活用して長浜市職員のデジタルリテラシーの向上やデジタルトランスフォーメーション推進をしていきます。
    • ※1:長浜市が委嘱しているデジタル専門人材
  2. 「人材育成」
    • 長浜市職員向けに、Adeccoが独自開発した、3Skills研修(※2)を実施していきます。
    • ※2:Adeccoでは、将来を予測することが困難な「VUCAの時代」と呼ばれる現代において、「内発的動機」「課題解決力2.0(カスタマーセントリシティ(顧客中心思考)、ロジカルシンキング(論理的思考)、デザインシンキング(デザイン思考)を課題解決のために駆使する能力)」「デジタルリテラシー」の3つのスキル(3Skills)を習得することは、業界や職種に関わらずすべての働く人々に必要なスキルであると定義しています。
  3. 「情報発信」
    • 本協定に関わる情報を継続的に発信していきます。
連携及び共創

まずは、総合的なデジタル化の基礎を作り上げることが肝要と考え、①の中の「長浜市職員のデジタルリテラシーの向上」、②の「人材育成(特に「内発的動機」)」を特に注力していきます。

Adeccoは、上記の連携および共創を通じて、デジタルを活用した市民の暮らしや市役所業務の変革をさらに進め、長浜市が目指している持続可能な街づくりの推進に貢献し、より良い未来をつくっていきたいと考えています。